香水瓶と紅葉に酔いしれる

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私のお気に入り香水は、このミスディオールシェリーとクロエ、それにマークジェイコブス。あとクラシックだけど、ココは永遠の憧れです。強い香りなので、ほんの1滴耳の後ろ辺りに香らせると、自分の中のマダム度があがります。でももう少し年を重ねて中身もエレガントにならないと、ココが似合う本物のマダムにはなれないんだろうな〜。
などと未来のマダムを夢見て妄想に浸りながら、明日まで 東京都庭園美術館 で開催されているエキシビジョン「香水瓶の世界」を見てきました。驚いたのは、多くの入場者の数!チケット売り場の行列はもちろん、入り口も入場規制され、展示室に入る部屋の前でも行列が。待っている間、館内の美しいアールデコの内装をじっくり見ることができたのはよかったのですが、でも肝心の展示物は人が多すぎてじっくり見れないという、ちょっぴりイラッとするような状況で。すごく不思議なのは、なぜ日本の皆様は混んでいる展示室の中で絵を見るルートを作って行列をなすのでしょうね。後ろからでも見えるのに、みんなが行列して一番近くで見ようとするから、各展示室に人が溢れてなかなか進まず、それが混雑をつくってしまっています。後ろからサクッと見たい人もいっぱいいると思うのに、列で展示室にも入らせてもらえないから、あれは美術館側も動線を考えたほうがいいですよね。
そうそう香水瓶たちは、それはもう美しかったですよ。イギリスとフランスものが多かったように思います。個人的には、金飾が豪華すぎるフランスものより、小さく精巧に作り上げたイギリスもののほうが好みでした。昔のイギリス、フランスの貴族たちは、やっぱり半端なくお金があったんだろうな〜と思わせるエキシビジョンでした。

庭園美術館というだけあって、お庭も美しかった〜。ちょうど今週末の紅葉具合はベストでした。今の時期、午後4時以降は紅葉がライトアップされているので、近くに来たら庭園を散歩するだけでも充分楽しめますよ。あと、ちょっとしたプレゼントを探すのにミュージアムショップもオススメです。今ならクリスマスオーナメントやカード、スノードームがお値打ち価格で売られていたり、ウィリアムモリスの V&Aミュージアムグッズまであって懐かしかったです。冬の訪れを感じる寒さの中を帰宅途中、イギリスのバースに住んでいる友人からメールが届いて、今日は雪が降っているんだとか。ちょっと想像したらブルッと身震いがしました。イギリスにお住まいの皆様、風邪などひかれませぬよう温かくしてお過ごし下さいね。では、よい週末を☆

香水瓶―古代からアール・デコ、モードの時代まで

香水瓶―古代からアール・デコ、モードの時代まで