今年のサマソニ3 Suede ライブ


なんだかもう随分前の話になってしまってごめんなさい。肝心の Suede ライブ話を書く前にブログを放置しちゃってました。今年のサマソニは、もうSuedeだけ見れればそれでいいとばかりに、何ヶ月も前から昔のCDひっぱり出してきては聴き込んで準備万端!、そして当日、もうかっこよすぎて燃え尽きましたよ〜!!最高のライブとは、こういうのをいうのだなと思いました。セットリストはこんな感じです。
1. The Drowners / 2. She / 3. Trash / 4. Filmstar / 5. Animal Nitrate / 6. To The Birds / 7. The Wild Ones / 8. We Are The Pigs / 9. Killing of a Flash Boy / 10. Can't Get Enough / 11. Everything Will Flow / 12. Pantomime Horse / 13. So Young / 14. Metal Micky / 15. Heroine / 16. New Gneration / 17. Beautiful Ones / encore 18. Saturday Night
こんなにヒット曲あったのか〜と感心するほどのオンパレード。これだけ昔の曲が燦然と並ぶと、懐古主義、同窓会的になりそうなものですが、全くもって違いました。昔の曲、下手したら20年近くたっているのに、ちゃんと現在鳴っている曲に進化してたよ〜。So YoungもMetal Mickyも。昔、妖艶でクセがあるのが Suede でしたが、復活した Suede は昔よりも若々しくタイトで、健康的なスーパーモダンで。久々に買った雑誌ロッキングオンにうまい表現があったので引用させてもらうと、
“ファンと一体になって自分たちの過去を弔い、昇華していくことに全身全霊を捧げうる、まさに一期一会の瞬間が、この日の Suede のステージだったのだ”と。
ほんとほんと、ほんとにそうだったあ〜。
あと、Suede の再結成とは、単なる懐古ではなく普遍化の作業だった”とも。
言ってくれるじゃないか〜。さすがライターさん、文章うまいなあ〜と、そっちにも感動。
個人的に、今回の Suede ライブに備えて昔のCDたちを聴き込んでいた時、在英時に実際体験して感じた様々なことを思い出していました。8年半位住んでいた内の半分くらいはカウンシルフラットに住んでいたんですね。サブレットとか ex カウンシルとかに。Suede の初期に曲によく出てくる“カウンシルエステート”という言葉を聞いては、自分が住んでいた場所を思い出して、その刹那的な歌詞が歌われた背景、ブレッド自身がカウンシルフラットで育って、生の玉ねぎがごちそうという家庭で育つ子供時代はどんなものか考えていました。その中から出てきた曲として改めて聴いて、これはなんてすごいバンドなんだ、と実感しました。このサマソニライブ後のインタビューで、ブレットが再結成について、「結果的に戻ってきて本当によかったと思う。Suede がどんなに特別なバンドだったか、いかに素晴らしい曲の数々を作ってきたか、どれだけ素晴らしいショウができるかを、思い出してもらえたと思うからさ」と語っていました。そうそう、だから今回で最後のライブなんて言わないで、ソロと一緒にSuedeの活動も続けてね、 って心から思います。


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