パン天国その１ - A SMILE IN THE MIND

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昔、弟に
「お願いだから、パン職人か花屋さんになって」
と真剣に頼んだことがありました。

もちろん弟は、姉の言う通りにすることもなく、
パン職人にも花屋さんにもなりませんでしたが、
無茶と知りつつも、
弟に懇願するくらい、
昔からパン屋さんに憧れていました。
（自分がなりたいのではなく、身内にパン職人を持ちたいという勝手な夢）

今でも、パンが焼けてくる匂いがすると、
なんとも言えない幸せな気持ちになります。

そして、つい最近気付きました。
私が住んでいるエリアが、パン天国だということを♡

秋分の日の秋空の下、
近所の“青い橋（清洲橋）”を渡って、
フランス系パン屋　“ルビアン”の工場直営店へ行ってきました。

この看板、前から知っていたのに、パン工場だとは知りませんでした。
あそこが憧れのパン工場かと思うと、ドキドキ。

ルビアンはフランスのブルターニュで３代続くパン屋で、
現在のオーナーミシェルさんは、1974年に来日して以来、
フランス産の良質な粉と硬質な水、
フランス産塩を使って伝統的な製法にこだわりながら、
日本の自由な発想もとりいれ、パンを作っているそう。

もともと、関西圏のデパ地下にお店をだしていたのが、
今は、大丸東京、他２店舗（新宿小田急、池袋西武）とここでも買えます。

工場店の入り口はこんな感じ。

中に入ると、
焼きたてのパンとアンテノールのケーキ、焼菓子などが販売されていて、
イートインで食べれるようにテーブルもあります。（カップ自販機のコーヒーが50円！）

私は、トップにのせた写真の　いちじくセーグルと、
ここの名物の　めんたいフランス、
ブリオッシュ生地のフルーツサンドを購入しました。

早速　めんたいフランス　をランチにいただきましたが、
いや〜、魚卵はパンにあう。
バゲットにめんたいをいれようなんて素敵な発想、
誰がおもいついたんでしょう。

工場なので、日曜祝日も営業。
しばらくここに通いそうです。

他にも、このエリアには、
あのマカロンで有名なダロワイヨのパン工場が、
前に紹介したドイツパン屋タンネが人形町と浜町に、
コレド日本橋まで足をのばせばメゾンカイザー、
日本橋三越に、英国王室御用達のフォートナム＆メイソン、
日本橋高島屋には、パン通に有名な三宿のシニフィアンシニフィエ、
そして、バゲットレトロドールが日本一おいしいと思う VIRON は、丸の内TOKIAに。

だめ、書いててお腹いっぱい（笑）
読んでても気持ち悪いって？
ごめんなさい。

各店でパンを買ってきた時に、また少しずつ紹介しますね。

ちなみに、もし遠くからわざわざルビアン工場店に来るのなら、
せっかくなので、近くにある清澄庭園と、
清洲橋たもと丸八倉庫内の小山登美夫ギャラリーも
セットで行かれることをおすすめします。