Marcus Coates Talk Event

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六本木アカデミーヒルズで行われた、マーカス・コーツ のパフォーマンスアートイベントに参加しました。マーカス・コーツは、ケント芸術大学を卒業、ロイヤル・アカデミー・オブ・アートで絵画を専攻し、ロンドンを拠点に活動しているアーティスト。コーツの映像作品、インスタレーション、パフォーマンスは、人間と動物に共有された認識やその双方の文化の進化論に関する考察がテーマで、鹿など動物の毛皮をかぶった呪術的な儀式のパフォーマンスを通して、人間界を超越した世界とのコミュニケーションを図るというもの。コーツ自身、パフォーマンスを記録した映像作品などを通して、「別の何者かに変身することで人間である自分の境界を押し拡げ、その可能性を探る」と語っている。 実際のパフォーマンスを見た感想は、まるで動物のシャーマンのような感じ。今回のイベントでは、まず参加者に質問を聞いて一つを選択し、次にトランスして鳥になってあっちの世界へ行く ‘ 旅 ’ をし（この間15分以上！）、その旅の様子と質問に対する回答を参加者に話してくれた。トランス状態で鳥になっている姿、すごかった。鳥の鳴き声をまねする時の発声の仕方、鳴き声そのもの、息づかいや声を出した時の胸の動き、体の動きまで鳥がのりうつってて、まさにシャーマン。 興味の有る方、11月21日（土）まで東京の清澄白河にある 小山登美夫ギャラリー で マーカス・コーツ展 が開催されているので、是非チェックしてみてね。

End Game: British Contemporary Art from the Chaney Family Collection

現代アートビジネス (アスキー新書 61)