EU Film Days


今年で8回目を迎える「EUフィルムデーズ」が、今週末5月28日から約3週間にわたり、東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催される。「EUフィルムデーズ」とは、ヨーロッパ映画の多様性と質の高さを日本の映画ファンに紹介するユニークな映画祭で、EU加盟27カ国中22カ国の選りすぐりの作品が上映されるそう。今年のラインアップは、評判を呼んだ近作や日本未公開作品8本を含む こちら。(6月15日〜25日は福岡でも上映有り)
ざっと上演作品をみたところ、私が気になるのは、西洋人のアラブ世界への憧れや誤解が悲しくも美しく描かれているルクセンブルグの作品 アラビアン・ナイトと、美しい映像と音楽の幻想的な海の世界を浮かび上がらせるスペインの長編アニメーション作品 デ・プロフンディスチェコ第2の都市ブルノを舞台にセックスの悩みを題材にしたコメディ ブルノの退屈 だけど、一般的にみんなが好きそうなのは、空前の大ヒットを記録したオランダ版『ラブ・アクチュアリー』のラブ・イズ・オールや、フィンランドに住む動物が大好きな7歳の少女ムルと犬の友情物語 ムルと子犬 かも。UK関連では、スラムドッグ$ミリオネアと Once ダブリンの街角の上映もあり。入場料はいずれの作品も500円!、発券・開場は開映の30分前からで、定員310名に達し次第締切なので、見たい映画がある人はちょっと早めに出かけた方がいいかも。私もきっと今週末行くヨ〜。