シュトレン実食と、日本のパラサイト現状

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ameen's oven のシュトレンを実食しました。見て、このナッツやドライフルーツの大きさ!
一口頬張ると、まずラム酒とスパイス香りが口の中に広がり、きび糖のほんのりとした甘さがしつこくないです。そして、しっとりした生地の中に、ごつごつしたくるみの食感とドライフルーツの食感が混ざり、程よくフィグのプチプチ感もあって、なんとも言えない幸福感。お〜い〜し〜いっ!
シュトレンを食べ比べて思うのは、その奥深さ。各店の個性がよく出ていて、お気に入りの味を見つけるのもこの時期の楽しみの一つです。人形町にあるドイツパン屋さん タンネ のように、パン屋さんのシュトレンはパンっぽい感じなのかと思ったら、ameen's oven のはどっしりしっとり、でも甘すぎずいい材料使ってますってのが食べてわかるタイプでした。材料もオーガニックだし、ここのパンは何を食べてもほんとうにおいしいです。でも個人的には、もっとあま〜いケーキに近いシュトレンも好きなんだけどね。

いつも読んでいるバンクーバーに住む男性のブログに、日本のパラサイト現状として驚くような内容の記事が書かれていました。日本人男性35〜39歳の親との同居率が、なんと41.6%。そして30〜34歳の男性の同居率だと、47.9%!もう、ほぼ半分の男性が親と同居していると言っても過言ではない日本の昨今なんですってよ。これに対して、女性は34〜39歳が24.3%、30歳〜34歳が36.5%。データは国立社会保障人口問題研究所の世帯動向調査の最新発表で信憑性があると思うとのこと。記事の内容は、どうして日本人男性は親と一緒に住むのかが、興味深く分析されていました。気になる方は、人気ブログランキングアメリカ の上位で見つかります。
話戻って。そういえば、昨日職場で20代半ば男子と話していた時のこと、「今のこの生活にもう落ち着いちゃって、守りに入ってきてるんですよね〜」って言ってたのを聞いたばかり。「守りなんて、歳をとったら嫌でも守んなきゃいけない状況がやってくるから、20代半ばなんて一番いい時期に守っちゃだめよ〜。攻撃、攻撃。たまにでいいから、ここぞって時に攻撃しよッ」と笑いながら返すと、「アドバイスありがとうございます。」と言ってたけど、ほんとはうざいって思われたかな。言葉の意味の、せめて半分でも届いてたらいんだけど、。
それぞれの家庭で考え方や個人の価値観もあるので、人の家庭のことをダメだと強く言うことはできませんが、でも、どんなに親と子が仲良かったとしても、子供は成人したら親元を離れるのが当たり前で、自活していくことを覚えるのも、大人として成熟した人間になっていく過程で必要なことだと思っている派の私には、男子半数親元それも30代は、かなりショッキングですね。時代が変わってきているだけで済まされる話でないよな〜と、うまうまシュトレンを食べながら思う午後です。

なぜ若者は保守化するのか-反転する現実と願望

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