いつか母と一緒に見たい映画

母の日に、いつか母と一緒に見たい映画をご紹介。スペインの巨匠 ペドロ・アルモドバル 監督の「ボルベール」です。アルモドバル作品が大好きで、キカからずっと彼の作品は追って見ていますが、この作品と オール・アバウト・マイ・マザー は何度見てもせつない想いがこみ上げてきて、自分の母親にたまらなく会いたくなります。映画の内容、監督の紹介は各リンク先を参照してね。皆さんのお母さんの想い出はどんなものですか？私にとっての母のイメージは、彼女がまだ２０代だった頃の姿で、黒く波打つ長い髪だったり、麻の素材のサンドレスを着た姿や、プラットフォームの高い華奢な白いサンダル、バンブーの持ち手に上品な刺繍が施された日傘だったり、ふんわりと香る化粧品の匂いだったり。母が愛用していたフェミニンな小物たちを多く思い出します。母本人は、この映画に出てくるスペインの人々のようにあっけらかんとした性格で、見た目は華やかででも自然な感じ。派手な色使いや女性っぽい服装が似合っていたところが、この映画の世界とだぶって見えるのかもしれません。本当に女性は美しくて逞しく、母親という存在は偉大で、まさにボルベール（帰郷）です。今度田舎に帰る時はこのDVDを持参して、一緒に見ようっと。自身の母へはもちろん、世界中のお母さんへありがとうと感謝をこめて。

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スマイルBEST ボルベール<帰郷> スタンダード・エディション [DVD]